2009年03月12日

株式会社すえ木工を訪問

木製家具製造及び大型プラスチック成型の株式会社すえ木工 須江 英典 代表取締役社長にお話を伺いました。
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写真_須江社長        写真_すえ木工

業務内容を教えてください。

家具が主力で、特に壁面収納や食器棚等オーダーのものを多く手掛けています。
また、トラクターのボディ等、反応射出成型による大型プラスチック加工も平成4年頃から手掛けています。

家具での主力製品は何ですか

壁面収納家具です。イージーオーダーで高さに応じた扉が作れ、ワンタッチで開閉できる操作性のほか耐震にも配慮した設計です。

課題と目標を教えてください

わが社の経営理念は下記のとおりです。
1.全社員の物心両面の幸福を追求する。
2.お客様が、買って喜んで頂ける商品を創ることにより、社会に貢献する。

−最初に社員のことが出てくるのは珍しいですね。

私が社長ですがみんな家に帰れば一国一城の主だったり、自分の人生があります。社長一人がいい思いをしては続きません。

実はこの理念を創ってから社員と飲みに行く機会を増やしてます。多いときは週に3,4回行くこともあります。会社では社長と社員ですが飲みの席では関係ありません。仕事のこと、時には生き様についてなどいろんな話がでますが、みんなボロクソに言いますよ。時には私が集中砲火を浴びることもあります。(笑)。

今、ベテラン社員による講習会が業務後に自主的に行われています。若い人も技術を学んだり、職場の問題、改善点を共有してなんとかしようとやってくれています。

経営にしても自分の知識だけでは限界があります。迷ったときはみんなの意見を聞いてみます。60歳を過ぎた従業員にも残って頂いています。1従業員でなく、一人の友として助け助けられる関係でいたい。みんなの力でそうした商品を創っていきたいですね。

従業員のお話が出ましたが従業員に求めることは何ですか?

私の世代は戦後の物不足を経験してますし、学生時代、社会人になってからも貧乏でした。それでハングリー精神があるのかもしれません。今の若い方は恵まれている方が多いせいか、熱意が少ない人が多いように思います。

仕事は楽しくないときも正直あるかと思いますが、やはり楽しくさせたい。そのためにも熱意を持って欲しい、人生をどう生きるかも同じで熱いものがないと楽しくないと思います。


家具事業部工場長の須江 健治さん(S49年生まれ)にお話をお聞きしました。
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写真_須江工場長

どうして入社しようと思いましたか。

大学で経済学を学び卒業後に一度入社したのですが、ものづくりを学びたいという気持ちを抑えきれず、岐阜県高山市の専門学校に入学し、家具作りを2年間勉強しました。

卒業後、会社に帰り家具のデザインなどをしていましたが、再度自分探しの旅というか(笑)海外を旅するなどしていました。
旅の途中、プラハで日本人のお坊さんと出会ったのが縁で、最終的に京都の僧堂で修行をしていましたが、年一度の帰省中に社員の方6名が家まで来られ「ぜひ会社に帰って欲しい」と熱くお話して下さり、「腹をくくって社業に打ち込もう」と再々度(笑)入社しました。
いろんな経験をし、最初に入社した頃と、このときの私は全く別人になったと思います。

現在の仕事を教えてください。

工場の生産管理です。

現在頑張っていることは。

リードタイムの減少と使いやすいものづくりです。
デザインと製造は切り離せませんので、現場からも意見を上げてデザインに活かしてもらったりしています。

−現在勉強していることは

改善活動(5Sやムダとりなど)と日本経済新聞を読むことです。それとパソコン操作も少し忘れた部分があるので(笑)再度勉強し直しています。

趣味は

たまにですがカメラで気になったものを撮ってます。会社のHPでは魚眼レンズで社員を撮影したものを使いました。

目標は

壁収納家具で日本一になることです。ものづくりは一人で出来るものではないので、みんなで一丸になってチャレンジしたいですね。
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自社をPRしてください。

若い「イケメン」の男が多いですよ(笑)。ぜひ女性の方に会社見学に来て頂きたいですね。
それとその若い社員を中心にやる気がどんどん広がっています。自社ではパートさんにもいろんな仕事を任せて主体的に仕事をして頂いています。

−社員のモチベーションをどうやって高められていますか

若い人、経験豊富な人みんなから意見を聞くようにしています。実際にみんなが議論して改善したことがうまくいくとうれしいですし、やる気も更に高まってくると思います。
社員が自主的に他の作業も覚え「多能工」になってくれていますが、更にものづくりの楽しさに気づくことも多いようです。機械やシステムは進化していますが、昔からの手作りの部分がやはりみんなのやる気につながってくるのではないでしょうか。


H17年4月入社の福本 淑子さん(S54年生まれ)にお話を伺いました。
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写真_福本さん

どうして入社しようと思いましたか

私は広島市出身なのですが、結婚のため真庭市に越してきました。専業主婦は性に合わないので仕事を探していましたが、HPの管理など前の職場の知識が活かせると思い面接を受けました。
元々インテリアが好きで大学でも建築学科を卒業しましたのでこの仕事に就けて良かったと思います。

入ってみていかがでしたか?現在の仕事を教えてください。

HPの管理や商品カタログの製作のほかに商品企画にも携わらせて頂いています。展示会などへの出張もありますし、楽しく仕事をしています。

−HPやカタログ製作で気をつけておられることは

商品を知らない方が見られるわけですから、なるべくわかりやすいものにしたいと考えて製作しています。実際にディスプレイされたものなどを撮影して、お客様にイメージが伝えられるように工夫しています。
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今、頑張っていることは

製造現場の方との円滑な意思疎通です。お客様とのやりとりと同じで、社内でもいかにわかりやすく伝えるかが大事だと思います。「ホウ・レン・ソウ」を徹底したいですね。

趣味は

最近は特に無いですが、ネットで買い物をよくします。ネットで買い物をすると、自社のHP管理にも役立つことが発見できたりで一石二鳥ですね(笑)。

仕事でうれしいと感じるときは

HPでの販売でも、お問い合わせへの対応などお客様とのやりとりがとても大事です。買っていただいたお客様からお礼のメールなど頂いたときはとてもうれしいです。

自社をPRしてください

従業員が一丸となって壁面収納日本一を目指して頑張っています。従業員同士の風とおしも良くて、社長や上司にも意見しやすい会社です。
それと、工場長が言われたとおり、社長を筆頭に男性職員は「イケメン」率が高い(笑)のもウリですね。

編集後記
社長のおっしゃられた「会社経営が生きがい」この言葉が印象に残りました。
工場長もいろんな経験をされたことが、これからの会社経営に必ず活きてこられると思います。
従業員さんのモチベーションもこの自由な雰囲気から出てくるのではと感じた取材でした。
(取材:沼、町田)
posted by tsuyama-sangyo at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 鰍キえ木工