2008年03月03日

学生取材(津山高専専攻科、電子制御工学科)

前回に引続き津山高専の学生さんを取材しました。

津山高専専攻科 機械.制御システム工学専攻2年(H14.4高専入学) 藤岡 紘(こう)さん(S60年生まれ)にお話を伺いました。
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写真_藤岡さん

どうして高専に進学しましたか

ロボコン(ロボットコンテスト)をしたかったからです。

−ロボコンは何で知りましたか

小2のときTVで見て、小5で高専に進学すると決めました。

入ってよかったことは

やっぱりロボコンができたことです(笑)。

悪かったことは

特にないですが、強いて言えば赤点の点数が高く、単位を取るのが少し大変なことくらいですか。

困ったことは

実家が作東で通学が大変でしたが、今は車で通えているので大丈夫です。

好きな教科、授業は何ですか

設計製図や機械工作法ですね。

苦手な授業は。

英語です(笑)。

高専生活の思い出は

やっぱりロボコンです。高専ロボコン全国優勝(2005年第18回大会)にも関わりましたが、昨年神戸で開かれたレスコン(レスキューロボットコンテスト※1)で「ベストポイント賞(1位)」を受賞し、またレスコンで一番名誉のある賞「レスキュー工学大賞」も受賞できたことが一番の思い出です(詳しくは※2のページをご覧ください)。

本当にロボコン一筋の学生生活でした。

※1http://www.rescue-robot-contest.org/
※2http://www.rescue-robot-contest.org/7th-contest/kyogikai/video.html
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写真_レスキューロボコンで使用の人形を手にする藤岡さん

今一生懸命になっていることは

ロボコンに関わる後輩の育成です。

−先生は教えてくれませんか

もちろん先生も教えてくれますが、今は先生が忙しい時期ですので、機械設計とか加工方法を教えています。

−校内予選もあるんですか

今は電子制御チームと情報総合研究部という部の2チームがロボコンをやっていて、参加枠も2つなので大丈夫です。
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就職はどこに決めましたか。

自宅から通え、設計から加工までできるイコマロボテックに決めました。

最後に高専をPRしてください。

自由な学生生活が送れることと、5年間で大学相当の学問が学べることだと思います。
学費も大学に比べ大分安いですし。
電子制御工学科なら電気もパソコンも機械も学べます。

電子制御工学科は高専5年間通った後に編入学をする人も多いです。普通に高校から大学に進学するより簡単ですし、たくさんの大学を並行して受験できるので高校から大学に進学するより有利です。
東大や早稲田に行った人もいます。
また、特に今津山高専はロボコンが強いですよ(笑)。



藤岡さんへの取材中、ちょうど同じ部屋にいた制御工学科5年(H16.4入学)の益田 直樹さん(S62年生まれ)にもお話を伺いました。
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写真_益田さん

どうして高専に進学しましたか

中学校のときにマイコンを通して電子回路に興味を持ち高専を志望しました。先生には「もっと勉強しないと受からない」と言われましたが、入れました(笑)。

−出身は

牛窓で、学生寮に入っています。

学生寮はどうでしたか。

最初の日に上級生の指導というのがあって、体育館に円形に並びいろいろ注意され驚きました。嫌なことも理不尽なこともありましたが、入寮したおかげで根性がついたと思いますし、バネになりました。

個室ではないので上下関係や礼儀など、社会に出る上で役立つと思いますし、寮生ということで友人も作りやすいのではないでしょうか。

今は上級生の指導もかなり緩くなっているのがちょっと気がかりですが、新入生には優しい寮になるのではないでしょうか(笑)。

入学して良かったことは

大学と遜色ない技術、知識を学べることだと思います。また高専への求人は今30倍以上です、これは大学の工学部より断然いいと思います。
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写真_取材した実験室内に鎮座する過去のロボット達

悪かったことは

特にないのですが、JABEEの関係でいろいろあるようです(笑)。
JABEE:(Japan Accreditation Board for Engineering Education)大学や高専で勉強する内容が水準以上であることを評価・認定する日本技術者教育認定機構のこと。

好きな教科は

電子回路工学です。ほとんど自分の趣味の世界ですが(笑)

最後に高専をPRしてください。

専門科目がたくさんあり、その体質に会う人、好きな人はものすごく伸びる環境だと思います。私もロボコンに関わり、社会人になっても続けていきたいと思いますし、就職も数多く求人があった中で神奈川県川崎市の会社ですが回路設計からハード製作まで何でもできる会社に決めました。

自分のしたいことがものづくりなら、高専は本当に魅力的な学校だと思います。
国立なので寮費含めて授業料が安いのも魅力ですよ(笑)。


取材後記
「ロボコン」に青春を捧げた2人、社会人になってもロボコンに関わりたいとのことでした。
メカ好き、機械好きの少年が高専でエンジニアとして成長された過程が伝わる取材でした。
4月から新社会人として更に大きく成長されるのを楽しみにしています。頑張ってください。

取材(尾高、沼)
posted by tsuyama-sangyo at 08:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 津山高専(学生)

2008年02月20日

学生取材(津山高専情報工学科)

このブログは若者、学生に
「もっと地域のものづくり企業を知ってもらいたい」と始めたものです。

若者、学生達にこのブログを見て頂くためには・・・登場してもらおう!
ということで、今回学生さんへの取材を初めて行いました。

今回ご協力頂いた津山高専の学生さんへの取材で
津山高専への興味、関心も高まればと思います。

記念すべき最初の取材を受けて頂いたのは
津山高専情報工学科3年(H17.4入学) 西本 安里さん(H1年生まれ)です。

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写真_左:坂井先生 右:西本さん   写真_津山高専

どうして高専に進学しましたか

専門的なことが学べ、就職率がいいことと学費も安いことです。

どうして情報工学科を志望しましたか

単純に女子は情報みたいな(笑)イメージもありましたが、小学生の時にパソコン教室に何回か通ったときに面白いなと思ったのが今につながった感じです。

実際女子は何人ですか

情報の3年生は42人中9人が女子ですが、他の学科はもっと少ないです。
※高専全体では女子学生は54人です。

入ってよかったことは

高専でしか学べない専門科目が面白いことです。

悪かったことは

一年生の時は混合学級(※)で女子が3人しかいなかった上、体育の授業で水泳(※)があって、男子と同じプールに入るのは抵抗がありました。

※混合学級:高専では1年次のみ機械、電気電子、電子制御、情報の4クラスを混合している。
※水泳授業:学生さんの要望を受けて、現在は男女別々に実施されている。

困っていることは

男子が多いので、女子だけで集まりたいときに場所が少ないと思います。今は「ほっとるーむ」(※)もありますが、他のグループがいると入りづらかったりします。

※ほっとるーむ:学生が自由に出入りできるリフレッシュルーム。担当の先生がいて、英語などの指導もしてくれる。取材したのもこの部屋です。

それと学校が山の上にあるので通学がちょっと大変です。今は原付で通ってるのでいいですけど。

好きな教科、授業は何ですか

実は体育です(笑)。もうプールはないからです(笑)。
例えばラグビーの授業だと9人の女子だけでするので、楽ですよ(笑)。

今、一生懸命になっていることを教えてください

部活です。バドミントンをしていますが先輩の作ったクラブでも練習しているので、週5日くらいは練習しています。

将来どんな仕事に就きたいたいですか

まだはっきりとは決めていません。情報だからSE(システムエンジニア)とかかもしれませんが、私にはプログラミングは向いてない感じがするので、いろいろ就きたい仕事を探していきたいと思います。

最後に高専をPRしてください。

校風が自由です。距離に関係なく原付や自動車で通学できるのもいいです。

また、一般教科と比べて専門教科は絶対面白いと思います。就職希望であれば入試勉強も必要なく5年間専門分野を自分のペースで勉強できます。

自分の興味ある資格関連科目を勉強し、資格試験にも挑戦できます。

少しでも興味がある人(中学生)は夏休みのオープンスクールとかに来てもっと知ってほしいと思います。

それと先生は全員個別の部屋にいるので、職員室に行くような感じじゃなく、相談しやすいですし、仲良くなれると思います。

−さっきの女子が集まれる場所は先生の部屋でいいのでは

実際先生の部屋を渡り歩いています(笑)。


取材後記
私が津山高専を卒業したのはH5年ですが、変わった所変わらない所いろいろで楽しく取材させて頂きました。
変わらないのは学生の風土でしょうか。

良くも悪くも「あんまり群れないのが高専生」
      ↓
自主性がある⇔コミュニケーション下手
高専生にはこの両方があると思います。

「社会ではコミュニケーション力の違いは大きいよ。」
とアドバイスし、学生だった頃の自分を思いかえした取材でした。
取材(尾高、沼)
posted by tsuyama-sangyo at 14:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 津山高専(学生)