2011年05月16日

新晃空調工業株式会社 TV取材

新晃空調工業株式会社さんをTV取材しました。


企画 津山圏域工業会
製作 株式会社テレビ津山

2008年03月17日

業務用空調機器製造の岡山新晃工業株式会社を訪問

SINKOグループの西日本地区の空調機器生産技術拠点として草加部工業団地に立地されている岡山新晃工業株式会社(H21.3.1社名変更「新晃空調工業梶v) 板倉 健二代表取締役社長にお話を伺いました。
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写真_板倉社長        写真_岡山新晃工業

業務内容を教えてください

業務用空調機器の開発・設計・販売:空調機器の総合メーカー新晃工業の子会社として設計、製造を行っています。
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写真_業務用空調機

津山に赴任されたのはいつ頃ですか

H3年に本社より津山に赴任しました。私は6代目の社長になります。

−津山の印象は

最初は単身赴任で、H6〜H16年は家族と一緒に津山に住んでいました。
自然も多く、環境はいいですが、ちょっと刺激が少ないですね。

今は神奈川の会社も担当しているので、行ったりきたりとなっていますが、長女は津山を気に入っているようで、ちょくちょく来ているようです。
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人材育成にどう取り組んでいますか

自社では改善活動(※1)に力を入れています。
係長級以下の職員は全員QC(※2)サークルに入っており、別に設けた改善委員会では年間目標を設け積極的に活動しています。

更にコンサルタントより指導を受けている生産革新のグループ活動では単に言われたことをするのでなく、本質を捉え自分たちで考えながらまさに革新的な改善が出てきています。

−生産革新のメンバーはどう決めるのですか

8名のグループを3つ設けていますが、いわゆる優等生ばかりではありません(笑)。
できる人と横を向いてる人を一緒にすることで、横を向いてた人が前を向いてくれることがあります。-10点の人が10点になることのほうが、8点の人が10点になるより総合的には効果が高いですから。

※1 業務効率の向上や作業安全性の確保、品質不具合防止など生産現場からのボトムアップで行う活動。
※2 同じ職場内で品質管理活動(品質管理:Quality Control)を自主的に行う小グループのこと


どんな方を採用したいですか

元気で協調性のある方ですね。協調性がない方も生産革新のグループに入ってもらえれば、自然と改善されるようですが。

−グループ活動を通して成長されるんですね

消極的だった人が積極的に変わったり、話し方がしっかりしたり、成長していると実感することは多いですよ。

趣味は

散歩ぐらいですね(笑)。大学時代は山岳部で以前は登山もしていましたが。

−登山ではどんな山に登りましたか

実は、入社5年目に4ヶ月休暇をもらってヒマラヤに行きました。
30年前ですのでドルの持ち出しも制限されていた頃です。

関西学生山岳連盟のOB10名で、当時未踏峰だったゲントU峰(7,343m)に世界で初めて登頂しました。
パキスタンとインドと中国の間のようなところで、今は紛争地で行けないようですが。

国内でも北アルプスなど殆どの山は登頂していますよ。冬山登山が多かったですね。

−なぜ冬山なのですか、危ないでしょう

私も最初は寒いし、重いもの担いで危ないのにどうして冬山にと思っていましたが、誰も歩いていない真っ白な原野に足を踏み入れた時から冬山の魅力にとり付かれましたね。

誰も足を踏み入れていないところに足跡を残すことに身震いするような感動を覚えます。

目標と課題は

生産革新によりリードタイム(※3)をどう短縮するか。結果的に生産効率が上がり、コストが下がります。

また、生産技術を高め、内製化を進めています(垂直統合)。M&Aで他社ごと技術を買う方法もありますが、自社で製造できる分野を広げることにより、その技術を他に広げる、水平展開ができます。

生産革新と生産技術でダイナミックに社員たちが次々と変革し、現場から会社が変わっていく、そんな会社にしたいですね。

※3 商品やサービス、資材などを発注してから納品されるまでに要する時間のこと。


H18年4月入社の設計1課 萩原 尚也さん(S58年生まれ)にお話を伺いました。
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どうして入社しようと思いましたか

津山出身なので、津山で就職したいと求人企業から津山の会社をリストアップした中から、設計の仕事ができること、先生の推薦、同じ学校のOBがいることなどで決めました。

入ってみていかがでしたか?現在の仕事を教えてください

希望した設計の仕事に就けました。設計の仕事は知識、経験が重要なので、まだまだ覚えることも多いですが、先輩がすごく親切なので助かっています。

困ったことはありませんか

在学中は製図の授業にCADがありませんでしたので、入社後に覚えるのが大変でした。今でも特殊なものの設計では、周りの方に助けて頂いています。
それと視力が落ちたことが困ったことです。

社会人になって感じることは

責任ですね、特に設計を間違うと後工程全てがだめになりますので、責任重大です。

学生時代は何をしていましたか

中学、高専とも軟式テニスで美作大会優勝しました。
今は全くしていませんが(笑)。

−今は何をしていますか

友人たちとHIPHOPのイベントを3ヶ月に1度くらい開いています。来週末も喫茶店を借り切ってイベントをします。

−どのくらい集まりますか

多いときは50〜60人、少ないときは30人くらいですか、フライヤー(チラシ)を作って集客してます。

−他に今やっていることは

昨年末くらいから自分で服をデザインしたりもしています。デザインしたものを業者に持ち込んで服も作りましたよ。それなりに高くつきましたが(笑)。

これから就職する人へアドバイスするとしたら?

会社は入ってみないとわからない部分がたくさんあると思うので、できる限り情報を集めたほうがいいと思います。
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自社をPRしてください

半導体工場など特殊な空調機器の設計では、決められたスペック(仕様)をどんな設計で実現するか、そうした仕事を通じて成長できると思いますし、達成感も大きいです。まだまだ私には難しいですが(笑)。

また、幅広い年代の方がおられますが、壁がないというか助け合いが自然に行われています。


H元年4月入社の設計3課 秋元 雅光さん(S46年生まれ)にお話を伺いました。
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どうして入社しようと思いましたか

ものづくりが好きでしたので、津山工業高校機械科に進みました。就職時はバブル景気で求人もたくさんありましたが、津山の製造業の中から当社に決めました。

入ってみていかがでしたか?現在の仕事を教えてください

いくつかの部署を経験し、現在はデスクワークになりますがアングルを製造する加工機のデータ作成を行っています。
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困ったことはありませんか

入社後10年目から設計の仕事を5年させて頂きましたが、設計は経験がものをいう世界なので大変でした。

反面、空調機全体の設計、考え方を学ぶことができたので、個々の部品がどう使われるかも理解できるようになり、現在の仕事にもフィードバックできていると思います。

学生時代は何をしていましたか

高校の時は弓道部でした。岡山県の最優秀選手にも選ばれたことがあるんですよ。

−すごいですね。最優秀は1人ですよね。

そうですが、今は機会がなくて弓は家で眠っています(笑)。

趣味は

今は仕事一筋(笑)ですね。

−家族から不満が出ませんか(笑)

妻も元社員なので、理解してくれているようです。不満もあるようですが(笑)。

今頑張っていることは

生産革新のグループに入れて頂き、革新活動に日々取り組んでいます。
生産の考え方・改善のノウハウ等を教えて頂き、モノを停滞させない生産・ムダの無い生産ができるよう提言、実行しています。

−周囲の方の理解はどうですか

もちろん、保守的な方もいると思います。私も生産革新について直感的にいいことだとわかりつつ保守的な考えでそれを遮る事もありました。

しかし、『こうしなければいけないんだ!』と自分や周りに言い聞かせる事で実行してきました。実績が目に見えて出てきたので、周りの方々も納得され、革新に対しての重要性が分かってきたと思います。
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自社をPRしてください

生産革新はまだ3チームですが、私達のチームが関わった事例では一つの生産棟をそっくり移設し、生産効率が劇的に改善できました。トップの理解があるため、実行までがとてもスピーディです。

社員からの提言で会社の生産ラインまで動かせるということで、次は何をしよう、どんな改善ができるかとても意欲が沸いてきます。

「現場から会社を動かせる」 、こんなことができる会社はあまりないのではと思っています。


取材後記
生産革新で現場から会社を動かす。生産現場でもKAIZENから生まれた様々な工夫が随所に見られます。会社の一番の資源は「人材」というのを実感した取材でした。
(取材:山田、沼)