2011年12月07日

院庄林業株式会社 TV取材

院庄林業株式会社さんをTV取材しました。



企画 津山圏域工業会
製作 株式会社テレビ津山
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2008年03月21日

国内屈指の製材メーカー院庄林業株式会社を訪問

「木を活かし、木とともに歩む」を経営理念に掲げ、環境対策にも積極的に取り組まれている院庄林業株式会社 豆原 直行代表取締役社長にお話を伺いました。
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写真_豆原社長            写真_院庄林業竃{社

業務内容を教えてください

製材メーカーとしてプレカット材、集成材、背割りのない無垢材「匠 乾太郎」を製造・販売している他、住宅部門として木造建築も手がけています。

印象に残っている出来事は

H4年に第31回全国農林水産祭林業部門に於いて、製材企業として初の天皇杯を受賞し、天皇陛下に拝謁させて頂きました。

また、院庄林業グループ挙げて環境問題へ取り組み、昨年は「緑の循環会議(SGEC)の事業体認定」も国産材メーカーとして初めて受けることができました。
我々の「木を活かし、木とともに歩む」姿勢を評価頂いたものとして、感謝しています。
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写真_久米工場             写真_富士宮工場

これまで一番力を入れてきたことは

人材育成です。私一人でできる事は限られますが、社員の力で多くのことができるようになります。
また、会社は社長以上にならないものですので、自身の能力、モチベーションを高める努力も併せて行っています。

どんな方を採用され、人材育成にはどう取り組んでおられますか

人を見るというのは難しいことです。1度や2度の面接では正直わかりません。どうかな?と見えても大きく伸びる人がいれば期待した人がそうでなかったりします。

入社後はOJTで人材育成しています。改善点やアイデアなど提言できる社員になって欲しいですね。

どんな学生時代でしたか

学生時代の私は目立たない、平凡な存在であったように思います。将来に大きな目標があるというより、常に身近な目標を持ち、それを達成したら次の目標が出てくる、その積み重ねで今があると思います。

社長自身が影響を受けた方はいますか

大学卒業後は広島の大手木質建材メーカーに就職しましたが、もちろんその時は骨を埋めるつもりでした。労働組合の執行委員長も経験しましたが、その会社の社長に経営を教わったと思います。苦境への対応、真面目に一生懸命仕事をする姿勢、貴重な10年でした。

また、実の兄が急逝し、社業を任された訳ですが、兄にも影響を受けました。地元や関連団体とのネットワークもそうしてできていますが、兄と同じ失敗をしてしまったこともありますよ(笑)。
他に講演や研修会等、いろんな知識を得る場面があります。いいことはやりますが自社にそぐわないケースも多いですね。

趣味は

ウォーキングともう一つは社員とのコミュニケーションです。具体的に言えば、社員を飲みに誘うのですが、いろんな話が聞けて楽しいですよ。普段は言わない事も飲みの席では、言いすぎるくらい(笑)、言って来ますよ。

主力商品「匠 乾太郎」について教えてください。

「匠 乾太郎」は古来から割れを防ぐため人為的に入れる背割りを無くした無垢材です。
背割りを入れた材は、季節によって割れ目が膨張する事があり、壁に歪みや亀裂を生じさせていました。
この木造建築における悩みの種を解決し、柱の美しさ、精度や耐久性を大幅に高めたのが「匠 乾太郎」で、国内トップの製品と自負しています。
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今後の国産材の動向は

日本の国土の7割は森林であり、木材は固有で大切な資源です。後進国の近代化で資源の奪い合いが始まっていますが、木材もその流れに巻き込まれていくでしょう。日本の気候風土に合うのはやはり日本の木ですので、環境保全の観点からも国を挙げて国産材の活用を推進する必要があります。

目標は

自身が創業者の気持ちで経営に取り組み、社長に就任した時より売上も社員も10倍以上の会社になりました。私の座右の銘は「機は気から」という自作の造語ですが、「気」ハート、モチベーションを持つ者が、「機」ビジネスチャンスを捉えることができるというものです。社員が「気」を持ついきいきした会社にしたいと思います。

そして、ユーザーに対して誇れる商品を提供していきたい。そのためにも社員がレベルアップし、良いものが提供できる社風を創りだしたいと思います。


H18年1月入社のくめ工場 乾燥担当の守安 伸太郎さん(S53年生まれ)にお話を伺いました。
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写真_守安さん       写真_インノショウフォレストリー鰍ュめ工場

どうして入社しようと思いましたか

大学では農学部生物資源学科に席を置き、森林資源の研究、具体的には木材の乾燥を学びましたので、それが活かせる仕事がしたいと思い決めました。

社長との面接の際、最後に「何か質問は」と聞かれ、国産材の活用についてお尋ねしたところ、「今後更に活用を進める」とのお答えを頂いたのが決め手になりました。

−森林資源の研究に進んだ理由は

広島出身なのですが、裏山で木登りができるなど身近に自然がありました。大学受験の頃、環境ブームというか各大学に環境学部が設置されましたが、ある本を読み環境に一番貢献するのは森林だと思うようになり、進路を決めました。

入ってみていかがでしたか?現在の仕事を教えてください

現在は集成材工場でラミナ(板)の乾燥と、乾燥の前工程の桟積みに従事しています。
乾燥は丸3日半かかるのですが、そのデータ収集などもやっています。
木の匂いが大好きなので(笑)、癒されますし、楽しいですよ。

集成材:乾燥した板を積層接着した木質建材。
桟積み:板と板の間に桟木と呼ばれる角棒を置き風通りを確保し、板の水分を抜けやすくする工程。
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困ったことはありませんか

当社の乾燥設備は外国メーカー製が多いので、故障の際など商社を介するのですが、なかなか意が伝わらないケースがあります。機械や電気の知識も必要になりますので、先輩から学ぶことが多いです。

社会人になって感じることは

時間の使い方が変わりました。学生の頃はいくらでも自由な時間がありますが、社会人になると自分で工夫しないと作れません。仕事も大事ですが自分の時間も大事にしたいですね。

学生時代は何をしていましたか

高校まではサッカーをしていましたが、大学からオーケストラをしています。

−オーケストラに入るきっかけは

浪人中、気分転換のためクラシックを聞くようになり興味を持つようになりました。
大学でチェロから始め、パートがいなかったコントラバスを担当するようになりました。
今も四国フィルハーモニー管弦楽団でコントラバスをやっています。

学生の時は指揮者もしていましたが、あれは人を変える魔力があるようです(笑)。
人生を棒に振る人もいますので私も注意しています(笑)。

−指揮者だけに棒に振るですね(笑)。

津山の印象は?

今は社宅で1人暮らしですが、休日に行くところがあまり無いです。大きい映画館でもあればと思いますが・・・、でも趣味の音楽が津山でもできるようサークルなどに入りたいと考えています。

自社をPRしてください

環境ISO取得や太陽光発電、重油ではなく木質バイオマスを燃料とした蒸気ボイラーの利用など環境重視の会社です。職場もフレンドリーというかファミリーのような雰囲気で、とてもなじみやすいと思います。木の匂いは人を癒す力があるのですが、それも社風に影響しているのかもしれませんね(笑)。

自社は建築もしていますが、津山にもっと木造建築が増えて、木の匂いがする街になればいいなあと思っています。
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写真_インノショウフォレストリー屋上の太陽光発電


取材後記
津山商工会議所、津山圏域工業会、つやま新産業開発推進機構など地元の経済界にも積極的に貢献されてきた豆原社長。津山地域最大の資源は木材であり、木材関連業者の集積です。今後も同社のみならず地域全体の発展にリーダーシップを発揮して頂きたいと思います。
(取材:尾高、沼)
posted by tsuyama-sangyo at 16:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 院庄林業