2013年06月03日

株式会社新日本テックTV取材

株式会社新日本テックさんをTV取材しました。



企画 津山圏域工業会
製作 株式会社テレビ津山
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2008年09月09日

株式会社新日本テック 岡山工場を訪問

微細精密加工で特注金型部品のエキスパートを目指す株式会社新日本テック 
和泉 康夫 代表取締役社長にお話を伺いました。

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写真_和泉社長         写真_叶V日本テック岡山工場

業務内容を教えてください

携帯電話、パソコン、デジタル情報家電等で使用される小型で高性能な電子部品の製造に必要な超精密金型部品の製作を行っています。

主力製品は何ですか

電子部品製造用などの小物精密金型部品です。超硬合金、セラミックスなどの高硬度耐磨耗材料や、合金工具鋼の焼入れ後加工を±0.001レベルまでの精度で加工いたします。
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津山産業・流通センターに工場を新設された理由は

弊社は大阪に本社があり、鳥取にも工場があります。津山市は、丁度その中間地点であり、高速のICに近く、とても便利な事から新設を決めました。

今、一番力を入れていることは

お客様からの多様なニーズにお応えするための体制づくりです。
金型で生産をされているお客様の生産性向上のためには、切刃の磨耗やトラブルなどの理由で連続運転を止めないことが求められます。
当社では、こうしたお客様のニーズにお応えするために、現在特許申請中の「かす上がり防止レーザー加工」といった独自技術や、経済産業省の事業認定を受けたダイヤモンドを使った長寿命の金型部品の開発など、積極的に最新技術の開発に挑戦しています。

また、「うちはこんなことができます」という提案よりも、「こんな事で困っておられるならお任せ下さい」というように、お客様の側に立った提案を行うように努力しています。

加えて本社ではISO9001、ISO14001を取得しており、今年は鳥取工場、来年は岡山工場で取得を目指しています。

印象に残っていることは

94年に本社が火事になったことです。社員旅行で伊勢神宮に参拝し、帰ってきた夜のことでした。今でこそ笑ってお話できますが、かなり痛手を被りました。ただ、主力の製造工場自体にはほとんど被害が無かったのが不幸中の幸いでした。

−大変でしたね

当時はバブルが弾けた後で、製造業が急速に海外進出しており、仕事の確保や技術レベルの向上などでも本当に大変でした。お客様の温かいご支援もあり、社員一同力をあわせて頑張ることができました。本当にありがたいことだと思っています。

話は少し変わりますが、本社のある東大阪に機械加工が根付いたのには歴史的背景があったんです。江戸時代に水害対策として大和川の付け替え工事が行われ、付け替え後の川床が砂地で木綿栽培に適していた上、消費地である大阪が近かったため木綿栽培や紡績が盛んになりました。
水車を動力源とした紡績機械や金属プレス装置などの開発、製造が現在の企業集積につながっていったようですが、実は自社も元々スライドファスナーの製造工場として操業を始めました。
やはり東大阪に集積した縫製や、金属加工技術から生まれたと聞いています。

そういう意味で、会社は地域の長い歴史的な背景をもとに、その地域社会に支えられて存続できるので、単に利益を出すためのものではなく、大きな社会的使命を持っていると感じています。過去から現在、未来へと社会に価値を提供し続けなければなりません。
その核になるのは「人」です。どんなに良い機械でも、それを動かすのは「人」ですので、豊かな感性と創造性をもち、コミュニケーション能力の高い人材の育成に積極的に取り組んでいます。

どんな方を採用したいですか

当社の経営理念に賛同して頂き、共に良い職場を創っていこうという気持ちをお持ちの方です。
<経営理念>
1.私達は、微細精密加工の可能性に挑戦し、豊かな未来の創造に貢献する企業を目指します。
2.私達は、当社の製品が世界中で中核部品として使われていることに誇りを持ち、より一層信頼される企業を目指します。
3.私達は、お客様と共に発展し、私達の豊かな生活の実現を目指します。

単に働いて報酬を得るだけでなく、仕事を通じて社会の役に立ち、自身も成長する。そのためにも一緒にいい職場を作って夢・理念を実現していけたらと思います。

また、ものづくりというのは、こつこつ真面目に取り組むのが好きな人には最高の仕事です。
技術も積み上げていくことができますし、それが形に見えるのもやりがいになります。
そうしたことに喜びを感じることができる方と一緒に仕事がしたいですね。

人材育成にどう取り組んでおられますか

具体的な仕事を通じて、仕事に必要な知識・技術・技能などを指導するOJTが基本になりますが、仕事の意味を知ってもらうのが一番ですね。そのためにも展示会や商談の場に社員を同行させたり、展示会で説明員を務めてもらうこともあります。

また、工場の見学もお受けすることがありますが、常にお客様のお役に立てる技術をご用意し、美しい工場で気持ちの良い挨拶でお迎えすることも、とても大事だと考えています。
それと、始めたばかりですが社員1人1人と個別に話をする機会をもつようにしています。ビジョンや課題を共有し、お互いレベルアップするためにも、続けていきたいと思っています。

趣味は

ギター演奏と、ゴルフや釣りですね。あまり時間が無いのでできていませんが。

−ギターは以前からされているのですか

実は仕事を教えることに行き詰まった時期がありました。朝から晩まで長年毎日仕事をしてきたからわかる事でも、「なんでこんな事がわからないんだ」とついきつく叱ってしまうこともありました。そこで、「自分にも素人の世界を持つことが必要ではないか。そうでないと素人の人に教えることは出来ないのではないか」という結論を出し、36歳で全くのゼロからギターを始めました。

仕事を終えた後で夜遅くからギタリストの先生に、教わっていましたが、ぎこちない演奏でも「弾く姿勢がいいですね」とか「指が強くなってきましたね」という風に褒めてくださるんですね。
また、難しい箇所でつまずいてもレベルにあったコーチをして頂き、1年半後の演奏会で「アルハンブラの思い出」をソロで弾ききることができました。演奏会の後で先生が来られ「皆さんこの初舞台を踏むまでが大変なんです。後は、どんどん弾けますよ」とおっしゃって下さいました。

この経験から、私の仕事の教え方も変わりました。
1人1人つまずいている所も違えば、そもそも育ってきた環境も違いますよね。そこで自分の価値観を押し付けるのでなく、横に立って一緒に考えて壁を乗り越えていき、最後はみんな初舞台に立って、ライトと拍手を浴びて欲しいと思います。
一度初舞台で拍手を浴びることができれば、その次のステップにまたチャレンジできるのではないでしょうか。

学生時代は何をされていましたか

あまりHPで書いてもらえるようなことはしていないんですが(笑)。
他の方がやらないことにチャレンジするのが好きなので、学生時代に単身ドイツに行き、やすりがけから旋盤、フライス盤といった金属加工をさせてもらったこともありました。それと、いつか世界に日本のものづくりを発信したいと語学や機械工学を勉強しました。

目標と課題は

「オンリーワン」の独自技術の開発を行うと同時に、トータルでの改善提案力を高め、お客様にとっての「ベストワン」になること、つまりお客様に「この仕事は新日本テックに出すのがベスト」だと判断して頂ける会社にしたいですね。
昨今、お客様のご要求も益々高度化していますので、私達も微細精密加工の得意分野に絞り込み、特化する道を選択しています。

また、緊急事態への対応も小回りの効く組織が一番強いと思いますので、本社、鳥取工場、岡山工場がそれぞれ連携し合い未来を切り開く気持ちで業務に取り組んでいます。
これからもお客様のニーズに誠実にお応えする高度な技術集団であり続けたいと思います。


H6年4月入社の岡山工場 工場長 山崎 義治さん(S50年生まれ)にお話を伺いました。

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写真_山崎工場長

どうして入社しようと思いましたか

倉吉出身なのですが、地元にこの会社の鳥取工場があるのを知らず(笑)、大阪の本社に工場見学に行きました。帰ってから学校に求人が来ているのを知り応募しました。

いつ津山に来られましたか

この工場ができたH18年10月です。

−工場長という立場ですが、お困りになったことはありますか

倉吉では平面研削という1つの加工をしていました。3年前、工場長を拝命して津山に来ましたが、正直何からしていいのか(笑)大変でした。
弊社ではいろんな加工を行っていますが、新しい機械の使い方を勉強することはもちろん、こちらにきて初めて営業に行きました。
お客様と直接接するのが初めてでしたので、最初は緊張しましたね。

津山の印象は

海がない(笑)くらいで、倉吉とあまり変わりません。

趣味は

車、バイクが好きですが、最近は自転車も乗っています。

−なぜ自転車に

エコに貢献(笑)というより、運動不足解消ですね。以前は友人とバイクツーリングに行っていましたが、自転車ツーリングになりつつあります。

学生時代は何をしていましたか

小中高と野球をやっていました。残念ながら甲子園は夢で終わりましたが今でも当時の仲間と倉吉で草野球をやっています。津山から1時間ぐらいですから帰りやすいですね。

今、頑張っていることは

やはり一番にくるのは仕事ですね。
稼働率を上げるためにも営業で仕事を取ってくること。
新しい機械を早く習熟すること。
それと、岡山工場のみんなをまとめていくことです。

−まとめていく上での工夫は

みんな車が好きなので、共通の話題として盛り上がります。それと、よく飲みに行きますね(笑)。
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自社をPRしてください

岡山工場は小人数で年代も近いので、和気あいあいとしています。もちろん仕事なので厳しいこともありますが、協力してものづくりができています。
プラスワンということで1人が複数の機械を使えるよう技術力を高めていますので、いろんな加工にチャレンジできます。
それと工場が新しいのできれいですよ(笑)。一緒にこの工場を発展させましょう。
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編集後記
教え方を学ぶために自ら未知の分野にチャレンジされた社長の姿勢、人柄に感服しました。
微細精密加工ということで、工場内は非常にクリーンです。
最新の加工機械を使い、若い力で積極的に最新技術にチャレンジされる同社の発展を応援したいと思います。
(取材:小川、沼、町田)
posted by tsuyama-sangyo at 08:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 叶V日本テック